西武船橋店 再開発 (2)閉店後の動き
西武百貨店の多店舗化の先駆けとして1967年9月に開店した船橋店は、売上高の減少による業績の低迷を受け、2018年2月に閉店しました。本ページでは、閉店後の西武船橋店に関連する動きについてご紹介します。
※工事の記録は、下の目次→「工事記録」からご覧いただけます
- 目次
- 店内構造、閉店時の様子
- 再開発の概要(掲載準備中)
挨拶の掲示
2018年2月28日の閉店数日前より、本館1階のロータリー側、ロフト館側の入口に、船橋店店長による「西武船橋店のごあいさつ」が掲示され、営業終了日にセレモニーが実施されない旨も記載されました。
また閉店後は、同一箇所に船橋店店長による「西武船橋店 閉店のごあいさつ」の他、西武池袋本店カスタマーセンターの電話番号、受付時間が記載された「西武船橋店へのお問い合わせ」が合わせて掲示されました。その後2018年3月中の衝立設置に伴い、2ヶ所ともに撤去されています。
衝立関連
本館1階 ロータリー側通路の開放
ロータリー側の通路は閉店後の衝立の設置に際して一度閉鎖されましたが、設置後は船橋駅南口交差点~シャポー船橋 南館の間が有効空地として開放されました。船橋駅のJR線 シャポー口の手前まで濡れずに移動出来ることから、雨の日などには通行する人の姿が見られます。
但し台風の接近が見込まれる場合などには、安全対策として一部が閉鎖されることがあります。
元西武百貨店船橋店1階の通路は、台風接近に伴う安全対策として閉鎖中。 pic.twitter.com/afm6P2QtP7
— Fuji-Tetsu (@Fuji475_A19) September 8, 2019
(例:2019年9月9日に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)の接近に伴う閉鎖)
通路内での駐輪対策
有効空地としての開放後、通路内では自転車の駐輪が見られるようになりました。このため、数ヶ月後にロータリー側の半分程度にロードコーン、コーンバーが設置され、駐輪を禁止する旨の看板も掲示されました。
衝立によって閉鎖された部分も含めると、通路の幅は閉店前と比較して1/3程度になっています。
衝立への「船橋市景観80選」の掲示
当初衝立には何も掲示されていませんでしたが、その後「船橋市景観80選」が掲示されました。本館、ロフト館ともに、選定された名所や行事の写真が掲示されています。
この「船橋市景観80選」は2017年4月の市制施行80周年を記念した事業として行われたもので、2017年4~6月にかけて募集された415件の中から選定されました。
船橋ロフトの再開店
船橋ロフトは西武船橋店のロフト館に入居していましたが、西武船橋店と同じ2018年2月に閉店しました。その後船橋駅北口に近い船橋ツインビルにある「イトーヨーカドー船橋店」の全面改装に伴い、2018年11月に西館2階にて再び開店しました。
(ロフト)船橋にロフトが帰ってまいりました。 11/2(金)新・船橋ロフトオープン 2020年8月16日閲覧