Field Cast活動記録 (6)ユニフォーム&アクレディテーションカードなど受け取り
2021年5~9月にかけ、Field Castの活動に必要なユニフォーム、アクレディテーションカードなどの受け取りが実施されました。受け取りの概要と、当日の流れについてご紹介します。
- 目次
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【2021年4~8月】役割別研修、リーダーシップ研修、会場別研修 - 次へ:【2021年7~8月】オリンピック期間中の活動
【2021年8~9月】パラリンピック期間中の活動
概要
開催日程
- 【東京都】TOKYO-UACビル:5月12日~9月2日
※東京都への緊急事態宣言の発出に伴い、当初の5月12日~6月30日・8月6~19日から延長 - 【北海道】札幌市中央区民センター:7月1~5日
- 【宮城県】東北福祉大学東口キャンパス:6月18~21日
- 【福島県】コラッセふくしま:6月4~7日
- 【茨城県】鹿嶋市まちづくり市民センター:5月14~17日
- 【静岡県】プラサヴェルデ沼津:5月24~31日
東京会場のみ、活動する大会によって期間が分けられました。
参加方法
受取会場、予約の案内は、運営事務局からメールで配信されました。マイページにアクセスして参加を希望する日時を選択し、会場を確認することにより、予約が完了しました。各日では1時間単位で予約枠が設定されており、当日は予約した枠内であればいつでも入場することが出来ました。
予約は参加希望日の4日前までに行う必要がありますが、前日までは変更することが出来ました。また当日来場出来なくなった場合は、予約日の翌日以降に再び予約が可能となるため、改めて予約することにより参加が可能となりました。
TOKYO-UACビル
1962年に開業した「ホテルオークラ東京」(現在の「The Okura Tokyo」)の別館として、1973年に開業しました。
別館は2020年5月より休業となり、その後「TOKYO-UACビル」として東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への貸し出しが決定したため、2020年9月末をもって閉館しました(所有はホテルオークラのまま)。貸出期間は2020年10月~2021年9月となっており、その後は別ブランドでのホテルの運営などが検討される予定となっています。
※UAC:Uniform and Accreditation Centre
当日の流れ
6月3日18:00~18:30の枠にて参加しました。(当日の最終枠のため、開始30分後の18:30をもって受付終了)
※写真下部のキャプションに「後日撮影」と記載のある写真は、8月30日の日中に撮影しました
会場へ
TOKYO-UACビルの最寄り駅は東京メトロ日比谷線の神谷町駅、虎ノ門ヒルズ駅及び、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅となっています。このうち神谷町駅が推奨ルート、アクセシブルルート(車椅子の利用など、移動に制限がある場合に推奨される経路)における最寄り駅として指定されました。
当日は神谷町駅より神谷町MTビルの出入口を経由し、18時前に到着しました。東側(神谷町駅、桜田通り側)の地下2階にある駐車場の脇を進み、宴会場の入口に設置された受付へと向かいました。
当日の持ち物
入場
受付ではまず手指の消毒、体温検知カメラでの体温の測定が行われました。その後マイページ上のバーコードを画面に表示するか、印刷したものを持参してカウンターに提示しました。
受付を済ませた後はロビーに移動し、本人確認が行われるまで待機しました。
本人確認
本人確認は、ロビー正面のアスコットホールⅢにて行われました。本人確認証が有効期限内かどうかの確認や、マスクを一時的に外した上での顔写真との照合が行われました。また、活動する大会がオリンピックのみか、オリンピックとパラリンピックの両方かの確認も行われました。
アクレディテーションカードの受け取り
アスコットホールⅢの東側にあるアスコットホールⅡにて、アクレディテーションカードを受け取りました。この際、カード上のバーコードが正しく読み取れるかどうかの確認が行われました。
アルファベットによる誘導
本人確認とアクレディテーションカードの受け取りでは、カウンターにアルファベットが振られました。アクレディテーションカードを受け取る際には係員の誘導により、本人確認の際に誘導されたカウンターと同じアルファベットのカウンターに並ぶこととなりました。
ユニフォームの受け取り
※オリンピックとパラリンピックの両方で活動する場合、以後最終確認までの間、アクレディテーションカードによる認証はどちらか一方のみで行われました
アクレディテーションカードによる認証
アスコットホールⅡの南側にあるアスコットホールⅠに移動し、アクレディテーションカードによる認証と顔認証が正しく行われるかどうかの確認が行われました。
試着有無の確認
ユニフォームを受け取る前に試着を行うかどうかの確認が行われ、マイページ上で入力したサイズが記載された受渡表が配布されました。応募時点ではマイページ上でのサイズの入力は任意のため、サイズが未入力の箇所があった場合は、試着によりサイズを決定してからの受け取りとなりました。
なお、ユニフォームの試着はオリエンテーションでも行うことが出来ました。
試着
試着は、受付のある宴会場入口脇の小部屋にて行われました。試着可能なユニフォームは以下の通りでした。
- シューズ(靴ベラも使用可能)
- ジャケット
- パンツ
- ハット
※試着出来ないトップス、ソックス、マスクは、それぞれジャケット、シューズ、ハットと同一相当のサイズで配布
小部屋には試着室が設置されており、パンツは2種類まで持ち込むことが出来ました。試着により受渡表に記載されたサイズを変更する場合、マイページ上で未記入のサイズを決定する場合は、備え付けのペンで修正することが出来ました。
受け取り
受渡表を持参して階段で地下1階に移動し、ユニフォームを種類ごとに受け取りました。受け取りに際してはオリジナルバッグ(縦 44cm×横 15cm×高さ 42cm)が配布され、そのバッグに受け取ったユニフォームを順次入れていく形で行われました。
なお今回の受け取りに伴い、一部の看板が受け取るユニフォームが表記されたものに更新されました。
Field Castカードの受け取り
活動期間中の滞在先から会場までの交通費相当(1日当たり1,000円)がチャージされるField Castカード(プリペイドカード)を受け取りました。
最終確認
アクレディテーションカードによる認証の後、オリジナルバッグに入れたユニフォームを全て取り出し、受け取ったユニフォームの個数、サイズが正しいかどうかの確認が行われました。確認後、活動に関するガイドブック、エコ水筒が配布されました。
共通研修にて配布されたグッズの配布
共通研修をオンラインで受講したField Castを対象に、共通研修で配布されたグッズが配布されました。
終了
最終確認の終了後、北側(The Okura Tokyo側)の階段で1階に上がり、地上に出て終了となります。階段の手前には机が設置されており、荷物の整理が出来るようになっていました。
終了後は新橋駅から横須賀線(~総武線)に乗車するため、国道1号(桜田通り)を虎ノ門駅まで北上し、東京メトロ銀座線に乗車しました。新橋からはE235系のグリーン車平屋席に乗車し、オリジナルバッグを網棚に載せたところ、ちょうど天井までに収まる高さとなりました。
参考文献
- 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「ユニフォーム&アクレディテーションカード等受取について」
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/volunteer-news/vn-20210419-01/ 最終閲覧日:2021年6月5日
※2021年12月24日時点でアクセス不可(2021年4月19日時点のアーカイブ) - 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「ユニフォーム&アクレディテーションカード等受取の予約マニュアル」
https://gtimg.tokyo2020.org/image/upload/production/ejwmeslkvv4c2cjxaexp.pdf 最終閲覧日:2021年6月5日
※2021年12月24日時点でリンク切れ - 株式会社ホテルオークラ東京「『ホテルオークラ東京 別館』 9月30日をもって営業終了 ~公益財団法人への施設貸し出し~」
http://www.okura.com/jp/news/pdf/201001.pdf 最終閲覧日:2021年6月5日
更新履歴
- 2022/01/03 投稿
- 2022/01/14 概要「開催日程」の表記を変更
- 2022/06/18 当日の流れ「Field Castカードの受け取り」に写真を追加